徹底した健康管理と乳質へのこだわり。
静岡県富士宮市朝霧高原にて酪農業を始めて70年以上にわたって高品質の生乳生産に力を入れてきました。生き物を相手に1年を通じて1日も休むことができない中で、約90頭いる牛たちの健康管理を食事や日々の観察を通して行い、体細胞数の減少を目指し、2017年にはしずおか農林水産物認証を取得しております。現在は農林水産省の推進する農場HACCP認証取得に向けて取り組み、おいしく安全な生乳生産を続けるために、これからも更なる乳質の向上を目指していきます。
衛生
高品質な乳質を目指すにあたり、牛舎を清潔に保ち、牛の健康管理に日々気を配っています。
日々の健康管理を通して、体細胞数のさらなる低減へ
体細胞数を低く維持するために毎日の検査に加えて、飼料はバランスを整えたものを与え、一日のうちで何度も牛舎の掃除や飼料の管理をしながら、牛たちを観察し、少しでも異変をみつけた場合にはすぐに処置を行えるようチェックを徹底しています。更なる体細胞数の改善を目指して日々の健康管理を徹底しています。
流れ
牧場の一日は、早朝から始まります。牛たちが健康で快適に過ごせるよう、牛舎の清掃を行い、餌の給与、搾乳、子牛へのミルクやりをします。
【観察】
牛舎の掃除や飼料の管理をしながら、牛たちを観察し、約90頭いる牛たちの少しの異変も見逃さないよう気を付けて観察します。
【清掃】
一日のうちに牛舎を何度も掃除し清潔に保ちます。牛たちがストレスなく健康に過ごすことができる環境を作ってあげることが大切です。
【食事】
牛たちの健康維持のために、所有地で育てている牧草などの「粗飼料」に加えて、高栄養な「濃厚飼料」を与えて、バランスを整えています。